みなさんは【50度洗い】を覚えていますか？

魔法の様な調理法【50度洗い】とは、50度のお湯で野菜などを洗うだけで、しなびた野菜がシャキッと復活するという調理法です。これは50度のお湯で洗う事によってヒートショックという現象が起こり、野菜などの細胞の気孔が開き、そこに水分が入って新鮮な状態に戻るというものです。【50度洗い】のすごい所は野菜だけではなく、肉や魚にも効果が有るという事です。逆に【50度洗い】に向かない食材もあるので注意して下さい。【50度洗い】の最大の注意点はお湯の温度を50度（４８～５２度）にキープをする事です。温度が４３度以下になると細菌が繁殖し易くなりますので温度管理には注意が必要です。あと肉や魚は【50度洗い】をする事によて、あまり保存がきかなくなりますので調理をする直前に洗う事をおススメ致します。

☆50度のお湯の作り方

沸騰したお湯と常温の水を同量混ぜ合わせます。大体５０～５５　　度のお湯になります。後は温度計で測りながら水やお湯を足して４８～５２度の温度をキープするように調節して下さい。

☆食材に合った【50度洗い】をする。

①葉ものは束ごとに洗う。

②キャベツなどは葉を1枚1枚はがして洗う。

③トマトは常温に戻してから洗う。

④ピーマンなどの浮いてくる物は表面が空気に触れないように抑えて洗う。

⑤かぼちゃは中に温度が届きにくいのでカットして洗う。

⑥かぶ、大根は葉の部分を取り除き、大根はカットする、玉ねぎは茶色の皮を剥く。常温に戻してから洗う。

⑦キノコはいしづきの付いたまま洗う。

⑧フルーツは洗い終わったら、すぐに冷やします。

⑨お肉は厚切りもしくはブロックで洗う。表面を軽く洗い冷水で冷ます。冷ましたら水分を拭き取りましょう。薄切り肉、ひき肉には向きません。

⑩お魚・貝は表面を洗いましょう。

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