熱中症とは?

熱中症とは、気温や室温の高い所に居続けることにより体内の水分や塩分が汗などにより失われ、体内のバランスが崩れ体温調整が出来なくなる事をいいます。症状としては体温上昇、めまい、立ちくらみ、足がつる、頭痛、吐き気、などです。特に重症になると意識障害やけいれん、運動障害をおこす事があるそうです。

時間差熱中症とは?

室内で熱中症になると、症状がじわじわ進行して帰宅時や夜に熱中症の症状が出る事をいうそうです。

特にお子様や高齢者の方は要注意です!

お子様は成長途中である為、体温調節機能(汗腺など)が未熟な為熱中症にかかり易いのです。特に地面からの距離が近い、小さい子供ほど照り返しが強い為、注意が必要です。

高齢者は暑さを感じる感覚が鈍くなっているのと体温を下げる機能が弱くなっている為、自覚症状が無いのに熱中症にかかるケースがあるそうです。

注意すべき環境

気温が高い日。湿度が高い日。風が弱い日。日差しが強い日。

急に暑くなった日。締め切った屋内。熱波襲来。エアコン無し。

※夏前の6月頃は、まだ暑さにカラダが慣れていませんので急に

 気温が上がった日は特に注意をして下さい。

熱中症にかかったら。

熱中症にかかったら、涼しい所へ移動し衣服を緩めて安静に寝かせましょう。そしてアイソトニック飲料を少しずつ飲ませましょう。エアコンや扇風機、うちわ、保冷剤でわきの下や太もものつけねを冷やすのも効果的です。それでも症状が改善しない時は迷わず救急車を呼び、医療機関で診てもらいましょう

熱中症の予防法!

熱中症計や温湿度計を使って部屋の室温、湿度、熱中症指数をチェックして室温28℃、湿度70%を超えないようにエアコンなどを上手に使って調節しましょう。のどが乾いたら必ず、渇かなくてもこまめに水分補給をして涼しい場所で休憩を取りましょう。暑くなったら日頃から涼しい服装や栄養バランスの良い食事、十分に睡眠時間を取る事をお勧めします。持病をお持ちの方やお子様は事前にかかりつけの医師に相談し熱中症予防のアドバイスをもらいましょう。