O-157(腸管出血性大腸菌)
O-157を代表とする病原大腸菌は温度25℃以上、湿度70%以上の高温高湿の環境を好み感染力が強くなります。
温度湿度が上がる初夏から秋にかけて注意が必要になります!
報告されている感染源
日本:井戸水・牛肉・牛レバー刺し・ハンバーグ・角切りステーキ
牛タタキ・ユッケ・ローストビーフ・サラダ・貝割れ大根
キャベツ・メロン・白菜漬け・日本そば・冷やしキュウリ等
海外:ハンバーガー・ローストビーフ・ミートパイ・ほうれん草
アルファルファ・アップルジュース等
※肉、魚、野菜、調理済み食品などからも感染している事からも
それぞれの食品だけで無く、調理に使用する包丁、まな板、布巾等の衛生管理も関係してくると思われます。
基本的な予防法
肉・魚: 75℃で1分間の加熱で菌は死滅します。
※低温殺菌牛乳は殺菌条件である63℃で30分
加熱しているので安全です。
野菜 : トマトやキュウリ、レタス等の葉物は良く洗う。
ブロッコリーやカリフラワーの複雑な形の物は熱湯で
湯がく。
リンゴ等の果物は良く洗い、皮をむく。
まな板等:使用のつど、洗剤で良く洗い、熱湯、漂白剤で
消毒する。
※一部の動物は腸内に腸管出血性大腸菌の保有率が高いため
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動物とふれあった後は石けんで良く手を洗いましょう。
過剰なスキンシップは避けましょう。